インプラントのデメリット
インプラント治療のデメリットとして、骨との固着を待つために治療期間が数ヶ月間かかること、
治療費が保険適用にならないために高額になること、などはよく知られています。
ここでは、普段あまり知られていないインプラント治療の失敗ケースについてご説明させていただきます。
インプラントは人工物です。天然歯と比べそれ以上の手入れが必要です。
しかしながら各種注意点をよく理解した上でしっかりと管理をすれば、天然の歯と同等の機能を回復させることも可能です。
インプラント治療の失敗原因として、下記のようなケースが上げられます。
- 1.顎の骨・量に原因があるケース
- 骨の硬さには個人差があり、軟らかすぎるケースは安定性が悪くインプラントがぐらつき骨との固着がうまく行われないケースがあります。また歯が抜け長期間経過した場合は、その部分の骨が吸収され、結果少なくなっているケースがあります。
土台の骨は十分な硬さと高さが必要ですが、それが無い場合はインプラントの安定が悪くなります。
このようなケースでは骨の足りない箇所に新しい自分の骨を作る治療があります。
- 2.ブラッシングがきちんと行われていない場合
- インプラントは虫歯にはなりませんが、歯磨きがきちんとできていないとインプラントの周りに細菌がたまり天然の歯の歯周炎と同様、感染しインプラントが抜けてしまう危険性もあります。
天然の歯を歯周炎で失くした後、再度インプラント治療を受けた方は、失う前と同様のブラッシングでは再度歯周炎にかかる危険性があります。
ブラッシングの指導を受け、また定期検診を受けることが重要です。
- 3.咬み合わせが良くなくインプラントに大きな力が加わったケース
- インプラントの上部(歯にあたる部分)を付けた後、咬み合わせを細部まで調整します。
インプラントの治療時に咬み合わせをを調整しても、徐々に変化しますので定期的に歯科医がチェックを受け、場合によっては調整をする必要があります。
また奥歯のインプラントに噛む力を過大にかけた場合は、上部(歯の部分)が割れてしまうケースもあります。
ご注意ください。
- 4.体の状態によるデメリット
- 下記にあげる傾向がある方は、骨との固着率が悪く、失敗する率も高くなります。
「ヘビースモーカー」、「アルコール依存」などです。
また、下記の症状の方々は治療ができない場合もあります。
糖尿病、腎不全、肝炎、心臓病、喘息、リウマチ、骨粗鬆症、高血圧症、妊娠中、などです。